Darjeeling:Risheehat SFTGFOP1 CL 2008 Second Flush

こちらで"食らうと即死級"スーパーコンボが発動しそうだったので、がっちりガードするべく別の国に逃げてみました。

というわけで本日の紅茶はこちら。

LISHEEHAT

Risheehat SFTGFOP1 CL 2008 Second Flush

購入したお店はこちら、"がじゅまろ"さん。

私が上京したころには紅茶とカレーの喫茶店を営んでいらっしゃいました。

#カレーがめちゃウマだったのは行ったことのある人だけの秘密。

 

LEAF

はい、リーフをソーサーに広げてみました。

 

ところで、"CL"とは何でしょう?

CL(クローナル)とは"優秀な形質を持つ個体を交配によらず殖やすこと"で、"子供"は"親"とまったく同じ形質を受け継ぎます。

木本(もくほん)植物では「接ぎ木」「挿し木」「取り木」といった方法が一般的です。

#中国種とアッサム種などの近縁種を交配により掛け合わすことは「ハイブリッド」または「ミックス」と呼ばれます。(よくCLと混同される)

##まぁ、ハイブリッド(多くの場合は第一世代雑種(F1))の茶樹は"病害・気候・害虫に強い" "美味しい(ことがある)"などの形質を持つことが多々あるので、これをクローンすることはよくやられます。

##多分、Risheehatは農園の性格上、ハイブリッドのクローンだと思われます。

訂正:どっかと勘違いしてました。Risheehatは中国種の古木が90%を占めています。

よって、このCLは"古木のクローン"と解釈するのが適当です。

 

さて、頭使うのはこの辺までにして、逝ってみましょうか。

いっつも使うT-FALのターボケトルは今日はお休み。ヤカンで死ぬるほど熱い湯を製造します。

ティーポットを暖め、リーフを突っ込みます。

湯を"だばだば"淹れて、ティーコージで覆います。

#写真がないのはティーコージが見苦しいせいだとご解釈ください。

#まぁ、年齢の半分くらい使い続けてればどうなるか、推して知るべし。

##デジカメと一緒に新しいの買おかな…。

 

4分30秒待って、淹れたのがこちら。

TEA 

うわぁい!すばらしい水色!

これぞダージリン!

さて、お味は・・・?

 

アタックは穏やか。渋みはほぼなく、さわやかな苦味と柑橘、草の香気が抜けていく・・・かと思いきや!

うわ、口の中でフルーツの香味が爆発した!(グレープ、パイナップル、みかん?)

咽喉を越すと、フルーツ的な酸が優勢だったノードから、ムスクのような甘いノードに変化。

鼻に抜ける香気は花っぽい甘さ。

むむ、何たる複雑さ!これは酔える。

 

結果:いまのところ、コンボが飛んできませんでした。どうしよう。

4 コメント:

Unknown さんのコメント...

> RISHEEHAT
マリボンさんの青さにトドメをさされて以来イースト恐怖症@w@
…なんだけど、ちゃんと茶色いっすね(笑)

> 水色
ほんといい色ですことー

何気にがじゅまろさんて通販りーずなぼーナノネー

> コンボ
黒猫さんからお荷物ついた♪
もしかして発動して自爆するスイッチは私が@w@

zak さんのコメント...

>R
あわわわわ。訂正訂正。

>イースト
SFなのに青い傾向がありますよね。
日本人は若くてフレッシュなのを好むと分析されているようで、
対日輸出的にはアオいのが優勢になると聞いたことが。
逆はドイツ。オータムナルに代表されるバカシッカリしたボディを好むそうです。

#がじゅまろの紅茶がきちんと茶色い理由のヒント:カレー

>発動して自爆するスイッチは私が@w@
わっふるわっふる!

そうそう、ありがたく茶辞書いただきました。
"こうちゃ"の変換で"貢茶"が出てきたときにはちょっぴりびっくりしたケレドモ。

元がじゅ さんのコメント...

ブログにお邪魔しました。
相変わらずマメですね。(料理にお茶に仕事に?)コチラも材料は、沢山有るのに更新していません。怠け者です。夏はメチャクチャ濃いダージリンに同量のミルクと氷を入れて飲んでいます。美味しいですよ。お試しください。

zak さんのコメント...

>元がじゅさん
コメントいただいてました。
ありがとうございます。

>ダージリンミルクティー
さすがにリシーハットで実験するのは気が引けたので、No.1を使わせて頂きました。

想像外にさっぱりといただけて美味しかったです。
美味しいネタをありがとうございました。