本日、ちょっとショックなアクシデントに見舞われました。
ついでにヤケドを負う始末。テンションウナギサガリです。
止めとばかりに外出て本でも読むかというタイミングにあわせて豪雨。
これはうまい茶飲んでヒキコモルしかありません。
はい。奇古堂シリーズ第二弾。"大禹嶺(ダイウーリン)"です。
大禹嶺は梨山よりも高所で作られる(2700m)高山茶です。
年中霧深い冷涼な、"仙境"といっていい場所のようです。
ヤバめな話として、国家保護公園内で非合法栽培されているらしく、茶園とか生産者の情報は"クローズド"です。
また、生産量に比例して人気が高いため、上の話とあわせて"ニセモノ"をつかまされやすいお茶のひとつです。
・・・ま、こちらは奇古堂さんで振舞っていただいた上で譲っていただきました。
私の舌などたかが知れてますが、奇古堂アイテムならばその点を心配する必要はないでしょう。
さて、今日も逝ってきますよ?
はい、一煎目からすごい香気です。
この香りを"清香(チンシャン)"と表現するそうですが、ほかにどういったらいいかわかりません。
爽やかな高原にいる仙人のイメージが沸きました。
一気にテンションはウナギアガリです。
円い。甘い。涼しい感じが過ぎると、清香がふぅと抜けていきます。
香気が体中に染み渡っていくような感じがします。
これは、これは一戦目から既に酔わされた!
二煎、三煎と重ねるうち、だんだん"爽やか"なアタックが強くなってきました。
100度で淹れているはずですが、受けるイメージは"涼しい"感じ。
五煎目でキャラクタがガツンと変わりました。
清涼感よりも甘さが際立ってくるようになりましたよ?
(かといって清涼感が落ちているわけではない)
はい、こちらが8戦目の時のお姿です。
・・・色味は落ち着いてきましたが、深みはぜーんぜん薄くなっていません。
なんという強度!
甘さ、香気とも尚増している感じがします。
これは12戦以上交戦できるんではないでしょうか・・・。
・・・交戦を続け、こちらがなんと15戦目の姿。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工?確かに深みは落ちたよ?でも15戦目だよ?おかしいんじゃない?
高山の香気はやわやわと薄れていきましたが、まだ骨のある甘さがあります。
結果:17戦目でもまだ甘かった。ポットの湯が3回なくなった。・・・大禹嶺、恐ろしい子・・・っ。
[追記] 大抵のお茶でいえますが、クオリティシーズンでキャラクタはえらく変わります。
普通の高山茶は5月と10月の二回、製茶されるそうです。
が、この恐ろしい子は8月と12月の二回だったりするそうです。
"夏の大禹嶺"はもっとしっかりしたボディを持つ茶だそうです。
"大禹嶺・夏の陣"とか張る必要がありますね・・・。また台湾に行かねばならんのか。
5 コメント:
アレゲなところがヤケドで
中学がポットで骨瓷を有田焼な
とかなんとか聞いてカワイソスのつもりが…
終わってみればまたしても台湾奇古堂ネタで
しかも大禹嶺レポートが神々しいw
なんという「うらやまし」( ´_ゝ`)…
コメントありがとうございます。
#店主しばらく不在につきレスが遅くなりました。
#申し訳ありません。
>アレゲなヤケド
何とか完治した模様です。
#ま、レポートできないアレやコレやあったりしましたが。
>大禹嶺
次にナニ持ってくるか困っている今日この頃。
>次にナニ持ってくるか困っている今日この頃。
っoverflow
>っoverflow
大禹嶺は"どっひゃー"クラスですが、"口を開けるのすらもったいない"クラスがまだあったり。
家庭陳年中につきまだ開けませんけれど。
#overflowの上位は"BSOD"カシラ?
> "口もったいない"クラス
えらい人としりおーてしもーたw
((;゚Д゚)ガクガクブルブル
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